解説
相対危険度は、暴露群と非暴露群における疾病発生率を比較する指標である。計算式は以下のとおり。
相対危険度 = 暴露群の発生率 / 非暴露群の発生率
=100/50=2.0
寄与危険度は、暴露群と非暴露群における疾病発生率の差。計算式は以下のとおり。
寄与危険度 = 暴露群の発生率 - 非暴露群の発生率
寄与危険割合 = 寄与危険度/100
寄与危険度 = 100-50=50 割合なので、50/100 =0.5
寄与危険割合は、割合の差なので0~100の範囲となる。また、0の場合は、曝露が疾病の発生に寄与していないことになる。
※今回の問題は、観察人年数(1人を1年間観察した場合:1人年)が同じだが、異なる場合は人年数を揃える必要あり。